商品のレビューページとセールスレターの違いと書き分け方

商品のアフィリエイトをする際のブログにおけるレビューページと、

自分の商品を成約してもらうためのセールスレターでは、まるっきり性質が異なります。

多くの人はこの性質の違いを見落とし、書き分けができていないために成約率を落としているようです。

今回は”商品の紹介”と”商品の売り込み”の性質の違いや

それらの書き方の違いを解説していきます。

商品の紹介と売り込みの違い

”商品の紹介”は、その商品を、販売者側でも購入者側でもない

第三者の立場から客観的に商品の長所や短所を紹介していく事です。

対して”商品の売り込み”は、見込み客に対して商品を買ってもらう働きかけをする事を指します。

結論から言えば、商品の紹介と売り込みでは全く役割も文章の書き方も異なりますし、

売り込みに至っては商品の紹介を前提に行っていかなければならないものです。

商品のセールスレターの構成を『3つの壁』で言うなら、

『興味・関心の壁』を越えるために商品の興味付けをし、

『共感・信用の壁』を越えるために商品の紹介をし、

そして最後に『行動の壁』を越えるために商品の売り込みを仕掛けていくというのが、

最も反応の取れる基本の流れです。

つまり、レビューは『商品の説得力を感じてもらう事』を目的としたものであり、

売り込みは『そのまま購入を促す事を目的としたもの』であるという違いがあるという事になります。

紹介文と売り込みの文章の書き分け方

さて、”商品の紹介”と”商品の売り込み”の文章の書き方の違いについてのお話ですが、

これは既に答えを示してしまいました。

商品の紹介の文章は、あくまで第三者の視点での商品の利点や欠点を説明していくものですから、

そこでは『共感・信用の壁』を越えるような、説得力のある文章を書いていく必要があります。

”どのような商品なのか”、”どういう人にお勧めなのか”などの内容をわかりやすく、

そして読者から見て納得のいく論理で伝えなければならないわけです。

そして商品の売り込みの文章は、商品の説明を前提として、

購入という行動を読者にとってもらうためのものですから

『行動の壁』を越えるための、読み手の動機付けを行っていかなければなりません。

レビューページやセールスレターへの応用

アフィリエイトにおけるレビューページを書くのであれば、

商品の売り込みはそこまで重要度は高くはありません。

レビューページから誘導するセールスレターで

見込み客に売り込みを仕掛けてくれるからです。

アフィリエイターがレビューページでやっていくべき事は、

商品への興味付けと商品の紹介、

そして独自特典を用意しているならその特典の紹介と売り込みになります。

結局はレビューページの読者をセールスレターに誘導していくわけですから、

そのセールスレターに載っているような事をレビューページで一から説明する必要もありません。

そしてアフィリエイトを収益としたブログやメルマガにおける、商品の売り込みをしていく記事では、

そこで売り込んでいく商品の強みや長所などを、アフィリエイターとして、

販売者以外の第三者の立場を活用していく事が効果的になります。

こうした、販売者とはまた別の、客観的視点で、

その商品の強みや長所を紹介していくことで、

セールスレターや他のサイト、他のブログで扱っている情報以外の

オリジナルな視点での商品レビューが可能になるのです。

どちらかと言えば購入者側に寄った視点で読者と目線を共有できるようにし、

なおかつ客観的な意見を示していく事がレビューの役割であり、

あからさまに販売者寄りの意見を伝えたり、

売り込みに前のめりになったりしないようにすることが重要になります。

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