覚えておくと得をするAIDMAの法則

今回はAIDMAの法則についてのお話です。

一般的にはPASONAの法則、QUESTの法則と並び称されるAIDMAの法則。
このAIDMAの法則は前の二つの法則とは大きく違っている点があります。

今回はいきなりですが、例のごとく型の要素を一つ一つ見ていきながら、何が違うのか考えてみてください。

  • Attention:商品を知る
  • Interest:商品に関心を持つ
  • Desire:商品の価値に納得する
  • Memory:商品の価値を自分の状況と連想する
  • Action:商品を買う

何が違うのかおわかりでしょうか。

このAIDMAの法則は、PASONAの法則やQUESTの法則とは異なり、あくまで”商品を買うお客様の心理変化”を公式にしたものである、という事です。

今までとは違い、商品を売る側の視点ではなく、”商品のことを知らないお客様に購買意欲が起こるまでの過程”を表したもの。
つまり、厳密に言えばAIDMAの法則はコピーの書き方の型ではないのです。

しかし、コピーの型ではないからといってこの法則を無視してしまうのはあまりに勿体ないです。
この法則をあなた自身の心に当てはめて見ていけば、商品を客観的に分析できるようになり、余計なものを買うこともなくなります。

「D」の商品の価値に納得する段階でのあなたの基準が厳しくなり、そこまでの価値があるものなのかを疑問視する視点を得られるので、詐欺にも遭わなくなるかと思います。

さらに、このお客様の心理プロセスを応用して商品を知ってもらい→興味を持ってもらい→納得してもらい→連想してもらい→買ってもらう”というように、それぞれの文章に目的を持たせながら書く事ができれば、間違いなく成約率は大きく変わる事でしょう。

元の法則が型でない分、様々なアレンジを加えられるかと思います。
応用講座のはじめ(参照:応用講座に進む前に…)でお話したような、型に依存した書き方を避ける事ができるのも大きなメリットです。

ある意味では三つの法則のうち最も応用が利く、実用的な法則ではありますが、”覚えておくと何かと便利”という感覚で考えておくのがいいかと思われます。
それはやはり、いずれは”型”を破って自分自身の書き方を編み出していかねばならないという事もありますし、商品を買う際にいちいち法則を考えながら見ていくというのも面倒だからです。

どんな”法則”や”型”でもそうですが、意識せず自然体で活用できたときが一番効果的に使えていると言えるのです。
そのようになるために”まず覚え、意識して使ってみる”事を繰り返しながら、どんどん頭に刷り込んでいってください。

”型”を破るのはそれからでも遅くはないのですから…

では、また次回。

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