読者にとって都合の悪い事はどこまで伝えていけばよいのか、その基準と効果的な伝え方

例えば、商品のセールスレターやアフィリエイトブログのレビューページなどで、
売ろうとしている商品のデメリットを伝えていく事も、読者の信頼を勝ち取っていく上では有効であり、
ときには必要な事でもあります。

ただし、過剰なまでに読者にとって都合の悪い事ばかりを伝えすぎてしまうと、
信頼を得ていく以前にそもそも読者の興味を引いていく事は出来ません。

では、”そういった不都合な話はどこまでしていけば良いのか”
”そしてそれらをなるべく悪い印象を与えないように伝えていく方法はどのようなものなのか”、
今回はこれらをテーマにお伝えしていきます。

都合の悪い事をあえて読者に伝えていく目的

そもそも何故、読者にとって都合の悪い事を伝えていくのか。
これは先ほど挙げた”読者の信頼を得る”という事も目的の1つです。

正直さや誠実さをアピールし、読者目線で情報発信している事を示していくのは、
ブランディングの面で大きな効果があります。

ただ、目的はそれだけではありません。

例えば商品を売り込んでいく際に、商品のデメリットや悪いところを全て隠して、
都合の良い事ばかりを謳ったらどうなるでしょうか。

読者の反応は取れるかもしれませんが、
買ってくれたお客さんからのクレームが多くなる事は想像に難くないでしょう。

そういったような事態を防ぐため、”必要な事を読者に伝える”という一環で、
都合の悪い事を伝えていかなければならない場面も多く出てくるわけです。

都合の悪い事はどこまで伝えていくべきか

さて、都合の悪い事を伝える目的を再確認しましたが、
なんでもかんでも伝えていけば良いというわけではありません。

伝えるべき事と伝えなくても良い事を分けて情報発信していかなければ、
余計なことを伝えてしまい、自分自身の首を絞める事にもなってしまうのです。

その1つの基準ですが、
”読者にとってそれほど重要でない事実や、さほど害のない事”
はあえて伝えていく必要はありません。

それらまでいちいち伝えてしまうと、逆にイメージダウンにもなってしまうので、
むしろ伝えない方が良いかと思います。

逆に、”読者にとって重要な事実や、知っておかなければならない事”は、
包み隠さず伝えていかなければなりません。

下手にこれらを隠してしまうと、いざばれてしまったときにあなたの信用は失墜してしまいます。

特に先ほどの例のような商品のデメリットなどでは、クレームにもなりかねません。
なので読者にとって重要な情報こそ、読者に伝えるようにしていってください。

都合の悪い事をどのように伝えていくべきか

伝えるべき事とそうでない事の基準は、上でお話したように考えれば良いですが、
それをそのまま伝えていくのもあまりよろしくありません。

せっかく伝えていくならより効果的に伝えていった方が良いはずです。

肝心のその「読者にとって都合の悪い内容」の伝え方ですが
”角度を変えて、なるべくメリットに見えるように伝えていく”
というのが基本になります。

どんなに悪い事でも、見方を変えればむしろ良いものであるように見る事は不可能ではありません。

そのような見方で読者に伝えていくのが、最も良い伝え方であると私は思います。

ただ、いつも良い視点が得られるとは限りませんから、
そのような視点が得られない場合は、その伝えていくべき都合の悪い事実と同時に、
反論や対策を伝えていくと良いでしょう。

まとめ

今回は、読者にとって都合の悪い事実をどこまで、
どのように伝えていくべきかという事をテーマにお話しました。

商品のデメリットなどは、とてもデリケートな問題ですから、
それを読者に伝えるべきかそうでないかはよく考えていく必要があります。

ただ、読者にとって重要な内容については、伝え方をよく考えた上で、
読者にしっかりと伝わる形で伝えていくべきです。

伝えるべきものなのか、伝え方はどうするのか、
それらをしっかり考えた上で書いていくようにしてください。

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