アメリカのコピーライティングノウハウを真に受けてはいけない理由と上手な活用方法

「コピーライティング」でGoogleやYahoo!などで検索してみると、
必ず出てくるのがアメリカのマーケッターによるコピーライティングのノウハウです。

彼らは日本のマーケッターとは比べ物にならない報酬額をたたき出しているらしく、
中には年に数千万ドルクラスを稼いでいる人もいると聞きます。

そうした実績や、コピーライティングの発祥がアメリカという事もあり、
とても熱心に勉強しているコピーライターさんを見かけます。


ただアメリカのコピーライティングノウハウをそのまま使っていて、
明らかに結果を出せていないセールスレターをよく見かけますので、
そういった海外から来たノウハウの正しい扱い方を考察していきたいと思います。

アメリカのコピーライティングの問題点

”なぜ海外のノウハウをそのまま使っても、結果が出せないのか?”
それはアメリカ人が魅かれる言葉や表現が、日本人にも魅力的に映るとは限らないからです。

それゆえアメリカの良作とされているレターから作られたスワイプファイルなどは、
日本では全く意味を成さないと考えても良いほどです。

そもそもアメリカで称賛されているヘッドコピーは日本人には回りくどく、
大げさな感じに見られてしまうので、真似するのは全くお勧めできません。

アメリカのコピーを上手に活用する方法

とはいえ、「海外の方法は日本では通用しないから」と最初から捨ててしまうのはもったいないです。
海外のノウハウの中にも、万国共通のノウハウは確かに存在します。

そのノウハウを研究していく事で、あなた自身の更なる技術の向上に繋がるのではないでしょうか。

ではどうやってアメリカの数多くのノウハウから扱えるものを選んでいくのか?
それは、そのノウハウが生まれたきっかけを一つ一つ調べていく事。

「こういう書き方が良い」と紹介されているものには、必ず理由があるものです。
その理由を見ていく事で、

「西欧文化でのみ通用するものなのか?」
「人類全般に通用するものなのか?」
「日本でも応用可能なものなのか?」

を理解できるようになってくるはずです。

幸いにもアメリカのコピーライティングの教本は、
日本のそれとは違い、事例が豊富に載っている傾向にあります。

その事例から、そのノウハウの出所や扱い方を見ていくのが、
最も効果的な学習法かと思います。


ただし、コピーの初学者の段階で海外のノウハウを学ぶ事はあまりお勧めできません。

1つ1つの事例に対しての目の付け所や、
分析力が養われていない段階では知識を持て余すだけだからです。


なので最初のうちは、日本で十分に効果が認められているノウハウのみを
ピンポイントでまとめられている教材を学び進めていくのが良いでしょう。

今回お話した海外のノウハウの学び方は、
相応以上にコピーライティングの原理や原則を学び進めた方にのみ
お勧めしているものである事には注意してください。

まとめ

アメリカのコピーライティングのノウハウをそっくりそのまま真似しても、
思うような結果が出るとは限りません。

言語や文化の違いを踏まえた上でノウハウを学んでいく事が重要なのです。

その学び方としてお勧めなのは、事例をよく分析する事。

あなたが日本のコピーライティングを
十分に学んだ段階であるなら大きな学びになるかと思います。

日本のノウハウ、海外のノウハウを問わず、
ノウハウに振り回されないように学んでいってください。

では、また次回。

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