コピーをスラスラ書くコピーライターの思考とその実用法

一口にコピーライターと言っても、様々な人がいます。
世の中には、書く内容に悩まず、構成すら考えず、スラスラと質の高いコピーを書き上げてしまうようなライターさんもいるものです。

何を書けば良いのか、内容に悩む事さえわからなければライティングはより一層、楽で面白いものになるでしょう。
そういったライターさんも口から言葉を発するのと同様のスピードで書く内容を瞬時に思いつき、大きな成果を生み出しています。

今回はこのようなライターさんの思考を研究し、自分自身のものにしていく方法を考えていきます。

「コピーを即座に構成する」思考の正体

まずスラスラコピーを考えられる人たちは、何を考えているのでしょうか？
それを考えていく為に逆に、コピーを考えられない人や結果を出せない人の状況を考えてみましょう。

コピーが思いつかない人は、そもそも情報が足りない場合が多いです。
リサーチ不足を補うため自分自身の頭の中で組み立てようとしているのです。

情報がないため、そもそも考える事もなく、思考停止状態に陥っているというのが現状でしょう。

次にコピーで結果を出せない人の現状。
これは、コピーの原理原則から外れた書き方をしている場合が考えられます。

自分で書いたコピーに”なぜこの書き方をしているのか？”という理由が明確でないと結果は出せないものです。

では本題の、スラスラとコピーを書いてしまうライターの思考です。
それは今まで考えてきた、コピーが思いつかない人や結果を出せない人の真逆。

すなわち、リサーチを徹底して行い、原理原則に沿って自分自身の書き方を一つ一つ理由づけしているというもの。
リサーチで事前に書くべき内容を増やしながら、それをコピーの原則で書いていく事で最初に構成を考えずとも、頭の中で組み立ててそのまま文章にしていく事ができるのです。

では実際に、あなたがコピーをスラスラ書いていくにはどうしたら良いのでしょう。
その答えはすでに出ているはずです。

すなわち

リサーチを徹底する

コピーの原理原則に忠実に書く

自分の書く内容・順序・表現に一つ一つ意味づけをする

という事です。

上二つに関しては業界でも言い尽くされているので、この動画では三つ目、”自分の書く内容・順序・表現に一つ一つ意味づけをする”について詳しく話します。
一言で言えば”なぜ、この内容を書いたのか？”、”なぜ、そのように書いたのか”を自問自答し、自分自身で明確に答えられるようにするという事です。

あなた自身が考えた理由が、論理的で理にかなっているものであれば、それだけ結果を出せるコピーになっている可能性は高くなります。
また、コピーの原理に沿っているものであればそれもまた大きな成果が期待できます。

書いた後の確認にもなり、手軽に行えるチェックなので是非やってみてください。

今紹介した理由付けを習慣にして徹底すると、あるときさらに書くスピードが上がるときが必ず出てきます。
経験の蓄積によって「なんとなく感じたよさそうな書き方」がきちんと結果を出せるようになるのです。

それは理由付けを行う前の「なんとなくの感覚」とは全く違うもの。
深く考えずとも最適な書き方を導き出せてしまうようになります。

もちろん理由を考えれば、しっかりと答えられる状態です。
このような理由付けの思考が早くなればなるほど、ますます質の高い文章を早いスピードで書けるようになるのです。

コピーをスラスラ書くライターの思考とその実用法についてお話しました。
リサーチやコピーの原理に沿う事はよく言われている事ですが、理由付けは初めて聞いたのではないでしょうか。

1つ1つの書き方に逐一、”なぜ？”と問う事は大変ですが、その細かな思考があなたの財産になります。
早い段階から行ってみてください。

では、また次回。