一口にコピーライティングと言っても、様々な文章があります。
集客のための文章、教育のための文章、販売のための文章．．．
これらは文章の目的が違いますから、その書き方も少しずつ違ってきます。
例え目的が同じであったとしても読み手の状態次第で、
書くべき文章の書き方が変わってしまう事すらあるのです。
今回はそうした、読み手の状態や目的の違いと書き分け方をお話していきます。
オプトインページとセールスレターの違い
そもそもオプトインページとは、主に”メルマガ登録を促すページ”を指します。
無料で、ただメールアドレスをもらうためのページの事です。
ランディングページ（LP）と呼ばれる事もあります。
対してセールスレターは、その言葉通り”商品やサービスの販売を行うページ”の事です。
有料のものを読み手に購入してもらうことが目的のページになります。
オプトインページとセールスレターの一番の共通点は、
”読み手にオファーを投げかける”という事。
そしてオプトインページはメールアドレスの情報をもらう事、
セールスレターは商品を購入してもらうという事を目的として書くものです。
どちらも、読者にとってメリットがなければ登録、
ないしは購入してもらう事などはできません。
ゆえに、”登録や購入をする事へのメリットを書く事”
はこれらのページを書く上では欠かせないものになります。
そして次はオプトインページとセールスレターの相違点に入ります。
オプトインページは、DRMで言えば”教育”の前段階である”集客”の段階に当たるものです。
いわば、まだ読み手の興味や関心を得られていない段階ですから
”興味や関心を持たせる書き方”が重視されるページになるでしょう。
そしてセールスレターはDRMでは”販売”の最終段階ですから、教育の度合いにもよりますが
”購入という行動を促すような書き方”が大切になってきます。
このようにオプトインページとセールスレターは似て非なるものです。
これらのページを書く際は、それぞれの役割や目的に応じて書き分けていってください。
読み手の『興味段階』で書き分ける
先ほどまでは、オプトインページとセールスレターとの比較でしたが、
今から見ていくのはオプトインページ同士、セールスレター同士の比較です。
同じページでも、マーケティング戦略や、読み手の興味によって書き分けていく事ができます。
例えば、オプトインページについて考えてみると、
あなたへの興味が薄い人からでも幅広くアドレスを取っていく戦略と
かなり興味を持ってもらえた人からのみからの濃いアドレスを取っていく戦略では、
オプトインページの作り方は当然、異なります。
前者の戦略では、読み手の興味を惹きつける事がさらに求められますし、
後者では極端な話、何も書かなくともメルマガ登録してくれる人が現れるでしょう。
このように、読み手の興味の度合いや、教育の度合いによった書き分け方も、
反応率を上げていく為には欠かせません。
まとめ
今回はオプトインページとセールスレターを例に、
目的や読み手の状態に応じた書き分け方についてをお話しました。
オプトインページやセールスレターは読み手の現在の状態から、
登録や購入などの目的を達成するための『橋渡し』の役割になるものです。
スタートとゴールが違えば、そのルートが変わってくるのも当然の事。
読者の現状を考えて、常に
”どのように、目的を達成していくか”を考えて、
文章を書いていってくださいね。
では、また次回。