リサーチも徹底的にし、あなた自身も疲れがなく絶好調である。でも、どうしてもいいコピーが思いつかない。
これは、頭の中のアイデアをひねり出すことを主とするコピーライターの生涯の悩みと言えるでしょう。
コピーを考える際の思考は普通の文章を書くときとは異なる、少し特殊な考え方をしていく必要があります。
だからと言って、難しいわけではありません。
コツさえ掴めば、好きなだけいいアイデアが思いつき、スイスイ書けるようになるものです。
では早速、そのコツをお話していきましょう。
スワイプファイルから案を作ってみる
スワイプファイルとは、出来のいいコピーを集めたネタ帳のことです。
今からできてすぐ成果の出るコピーライティング学習法でお伝えした学習法のひとつ、”写経”をする際に作ってしまうことがお勧めです。
いつでも読み返せるノートなどに、気に入ったコピーを書き連ねていけば、”写経”もできて一石二鳥です。
あなたが表現を考えていく際は、そのスワイプファイルから引用してコピーを作っていくのもひとつの手段ではあります。
ただ、そのまま真似をするだけだと問題になってしまう事もあるので一部の言葉を変えたり、表現をひねってみたりと、元ネタからいろいろ加工していく方が良いかと思います。
加工していくときに役に立ってくるのが、次に説明する同義語です。
同義語を調べておく
スワイプファイルをそっくりそのまま真似ただけのコピーでは、ただのパクリになってしまいますし、なにより単調なコピーを量産してしまう事にもなりかねません。
また、文章中に同じ表現が何度も何度も繰り返し出てくる文章はしつこいので飽きられやすいです。
あらかじめ同義語をストックしておくことでコピーに加工できる幅が広がる上、くどさが消えて、より印象的に伝えていくことができるようになります。
辞書やネットでサクッと調べるだけで言葉選びが格段に楽になるので、やらない手はありません。
何か文章を書くときは同義語を集めておく癖をつけるのが良いかもしれません。
多彩な比喩で文章を彩る
「まるで〇〇のような~」、「あたかも〇〇のように~」といった比喩表現は、あなたの想像力(創造力)の大きさだけ豊かな表現を生み出すことができます。
比喩表現で注意すべきなのは、例えが読み手に受け入れられるかどうかを考えながら使う事です。
あまりにわかりにくい例えを持ち出してしまうと、むしろわかりにくくなってしまう上、読み手のイメージを妨げてしまうことさえあります。
ただ、読み手がシックリ来るような表現を使うことができれば、とても強力な武器になります。
日頃から身の回りのものを別の何かに例えてみたりして、比喩表現を使いたいときにサッと使えるようにしてみてください。
まとめ
今回お話ししたコツは、イメージを言葉に落としていく際の、表現を発想するときのものです。
読み手にどんなことを伝えていきたいかというイメージを膨らませてから、どういった言葉で書き起こしていくのかということは本当にじっくり考え抜かなければなりません。
表現不足にならないための様々な工夫をし、どんな言葉を使うか考える時間を作っていく。
それを繰り返し行っていくことで、あなたは質の高いコピーを手早く書けるようになっていくのです。
では、また次回。
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