ブログを訪問する際の読者の思考パターンとそれに合わせた記事構成

読者の思考を読み、行動の先回りができれば、
より有効な方法で情報を発信していく事が可能です。

そこで今回は、何らかのキーワードを検索エンジンに打ち込み、
検索してやって来た読者が何を考えて、
どのように行動していくかを考えていきます。

また、その読者の思考や行動を上手く利用し、
それらを逆手にとった記事の構成についてもお伝えします。

キーワード検索からブログ閲覧までの読者の主な行動パターン

まず、読者は何かしら知りたい情報があり、
その情報を得るために検索で使用するキーワードを考えます。

次にそのキーワードを使って実際に検索を行い、
検索結果で出てくるタイトルや記事本文の冒頭部、小見出しなどを読み、
欲しい情報の書かれている記事を探します。

一目で読む価値を感じ取った場合は、記事の最初に戻ったり、
気になった部分だけを読み進めたりして、
どうにか記事に留まってもらえるのです。

価値を感じられなければ、検索ページに戻り、
別の記事を閲覧したり、
他のキーワードで検索して記事を探したりします。

これらの繰り返しの中で
『読者が知りたい情報を最も密度濃く、有益な形で提供している記事』
が支持されるようになるのです。

読者の行動パターン内の3つの注意点

上で示した読者の行動パターンから、
多くの人から価値を感じられながら読まれる記事にするために注意するべき点は
3つ推測されます。

まず1つ目は
『キーワード検索で引っかかるようになっているか』
という点です。

そもそも検索してヒットしなければ、
読者の「どの記事を読み進めるか」
という選択肢の内にも入らないわけです。

それゆえに第一段階で記事の存在そのものを
読者に気づいてもらう必要があります。

そして2つ目は、
『タイトルや記事冒頭文、そして小見出しなどで、
読者を記事に訪問させ、興味を持たせる事は出来ているかどうか』
という点です。

キーワードを上手に使うなどして、
なんとか検索エンジンでヒットしても、
タイトルで興味を持ってもらえなかったり、
『この記事に求めている情報があるかもしれない』
と思ってもらえなかったりすると、
素通りされてしまいます。

それゆえに、これらの部分の文章だけでも
記事内にある情報の有益性を感じ取ってもらえるような
『仕掛け』を施していかなければならないのです。

最後の3つ目は
『実際に記事内で有益な情報を提供出来ているかどうか』
という点です。

タイトルなどで有益性をアピール出来たとしても、
実際の情報がそれに伴っていなければ、
次に繋げる事は難しくなります。

そもそもブログで情報発信をする目的は
記事を読んでもらう事ではなく、
メルマガへの登録などのアクションを読者に促す事ですから、
こちらの望むアクションを起こしてもらうためには、
読者にそれなりの信用を得ておかなければなりません。

その信用を得ていく手段の1つとして、
有益な情報を発信していくわけです。

記事内から検索ページに逆戻りされるのを防ぐためにも、
それなりの情報の質と量は揃えていなければなりません。

世間で
「ネットビジネスでは、有益な情報を発信していく事が重要」
と言われているのは、
こういった事情からなのです。

読者に価値を感じてもらいやすい記事構成

読者に一目で価値やメリットを感じさせやすい情報については
『早々に本題に入る』
構成が有効です。

こういった情報は、
わざわざこちらからメリットを提示しなくとも、
読者に十分に価値を感じてもらえるため、
いちいち効用の解説までしていくと、
むしろ回りくどい印象を持たれてしまいます。

対して、読者に一目で価値やメリットを感じさせにくい情報に関しては
『本題の前でその情報を知る事によるメリットを明らかにし、
読み進める動機付けを行う』
ような構成にしていくと、より効果的に情報を伝えていく事ができます。

読者自身が記事を読むメリットを理解できていなければ、
読まれにくくなってしまいますので、
そのメリットを伝えていく事で『読み進めたい』という欲求に繋げられるのです。

読者の思考や行動のパターンと、それについての注意点、
そしてそれに沿った記事構成を心掛けて、より効果の高い記事を書いていってください。

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