ブログで教育がある程度済んでいる読者を絞って引き込んでいくランディングページの書き方と販売戦略

読者に、ブログからランディングページに誘導して、メルマガに登録してもらう場合、
あらかじめブログである程度の教育を済ませておくと大きなメリットがあります。

メルマガへの登録率が上がるのは当然のこと、
メルマガ内でのオファーの成約率が上がったり、
メルマガでの教育の手間が少し省けたりします。

今回はそうしたブログである程度教育を済ませた読者を、
ランディングページでどのようにメルマガに登録してもらうのかを
お伝えしていきたいと思います。

(肝心の、ブログでの教育方法については以下のページでお話していますので、併せて参考にしてください

ブログ内のランディングページの役割と、選択すべき2つの方針

真っさらなターゲットを広く引き込んでいくランディングページの書き方と販売戦略

教育がある程度済んでいる読者とは

書き方に入る前にまず、『教育がある程度済んでいる読者』の定義を確認していきます。

教育がある程度済んでいる読者とは、”メールマガジンに登録する前に(あるいはランディングページに訪問する前に)、ブログの記事であなたのファンになっている読者”の事です。

こうした人たちは、あなたの発信する情報やあなた自身のことに、既に興味を持っている読者なので、こちらからのオファーに対しての反応は高い傾向にあります。

メルマガへの登録率や無料の商品のダウンロード率、比較的安価な商品であれば成約率も十分に見込めるわけです。

教育済みのターゲットを絞り込むランディングページの書き方

教育前のまっさらな読者を排除し、ブログでの教育を済ませた読者のみをメルマガに引き込んでいきたい場合は、
実はあえて長々としたランディングページを作っていく必要はありません。

むしろ長めのランディングページを作っていくと、興味本位で登録してくる読者も増えていくために逆効果になることすらあります。

ブログの記事の最後に、簡単なメルマガの案内を添えた登録フォームを置くだけでも十分です。

この方法では記事を1つ全て読んだ読者のみが、登録フォームを見つけることが出来るため、
興味本位でページを訪問し離脱していく読者を弾いていくことが可能になります。

加えて、ブログの各記事そのものに教育の役目を担わせるため、
記事を読み流してフォームを見つけた読者も登録する事は、まずありません。

こうして、ブログ記事をしっかり読んで教育が済んだ読者のみをメルマガに誘導していく事ができるようになります。

ランディングページを構成するにしても、ヘッドコピーと登録フォームだけの単純な作りのものを用意し、
他のページで詳しい案内をせず、あえて読者に探させるという戦略も有効です。

こちらからメルマガ登録のオファーをかけるのではなく、
読者の方からメルマガの登録フォームを探しているという事は、それなりの意欲や興味は引き出せているわけですから、
あとはただ登録をサッと促すだけで十分なのです。

登録フォームは、「意識的に探さないと見つからないが、意識的に探せばすぐ見つかる」というような
絶妙な位置に置いておくことが、ポイントになります。

例えば、ブログのトップページの正面に大々的にメルマガの宣伝をするのではなく、
ヘッダーメニューやサブカラム内、ブログ記事の最後にのみ
メルマガの案内を入れていく具合です。

このように、あえて目立たせないことで、軽い気持ちで登録してくる読者を避け、本当にあなたのメルマガを読んでいきたいという濃い読者のみを集められるのです。

ブログで教育済みの読者のみをメルマガに集めるのに向かない場合とは

教育済みの読者のみをメルマガに誘導すると、確かに成約率は上がりますし、高額な商品でも比較的楽に売り込んでいくことができるようになります。

ただしその反面、こうした読者のみを厳選していく戦略にもデメリットが存在します。

そのデメリットの主だったものは、

『読者の人数を増やしにくい』

という事です。

ブログで教育が済んでいる読者のみがメルマガに登録してくるという流れの上では、
どうしても読者の人数が絞られてしまいます。

したがってそれなりに読者の人数がいないと利益の出ない、いわゆる薄利多売型のビジネスでは、
むしろ読者の人数を揃えていく方が有利です。

薄利多売型のビジネスというのは、ネットビジネスで言えば
低価格の商品を売っていく場合や、無料オファーを仕掛けていく場合のことです。

こうしたタイプの、見込み客の人数をある程度そろえることが前提となるビジネスをブログとメルマガで行っていく場合には、
ブログで教育して読者数を絞ってしまうよりは
むしろメルマガの読者を広く取っていき、メルマガ内で教育を行っていく方が収益は大きくなります。

まとめ

今回は、ブログで教育した読者を引き込んでいくランディングページの書き方についてをお話しました。

この戦略においては、ランディングページの書き方はほとんど重要ではありません。

それよりも、『ブログ内でいかに読者を教育していくか』が重要になります。

ブログでの教育さえ上手く出来れば、ランディングページが多少稚拙でも、
濃いメルマガ読者を集められますので、まずはブログの1つ1つの記事を作り込むところから意識して行っていってください。

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