サクッとわかる、わかりやすい文章の書き方

今回は、わかりやすい文章をの書き方についてをお話していきます。
そもそも、わかりやすい文章とはどんなものなのか。

”何も考えずに目を追っているだけで、内容がスラスラと頭に入ってくる文章”
これこそがわかりやすい文章の究極ではないでしょうか。

このようなわかりやすい文章を書くためには、読み手に考えさせないという意識が重要になります。
読み手が読んでいる途中にアレコレ考えてしまうのであれば、それはわかりにくい文章であるからです。

そんな読まれ方をされる文章では、読者にストレスを感じさせて続きを読まれなくなってしまったり、内容を誤解させてしまったりする恐れがあります。
なのでレターや記事全体を通して徹底的にわかりやすさを突き詰めていくべきだと私は考えます。

では実際に文章をわかりやすくしていく方法について見ていきましょう。

目次を書く

目次は、何がどこに書かれているのかということを把握するためのものです。
目次の見出しを見て、読みたい部分だけ読むこともできます。

読み手に全体を読むことを強制して飽きられてしまうより、興味がある少しの部分だけでも読んでもらえるほうがよっぽど反応はいいです。

また、全体像を見渡せるような目次を作れば、読むだけで結論を把握することも可能になります。
あらかじめ目次でこれから語る情報を少し伝えておけば、気になった読み手が本編へと目を運ぶことも多くなるでしょう。
このように、目次一つ作るだけでわかりやすさも反応も変わってくるので、作れるときには目次は作っておくとよいかと思います。

ただし目次だけ読んで切り上げられてしまう事が多ければ、目次は削除した方がいいでしょう。
肝心の論点を読まれず、冒頭で読み終えられてしまうのは本末転倒だからです。

目次に限らずテクニックは、状況に応じて使っていくのが最も効果的だと思います。

事例や具体例を挟む

抽象的な話になるほど、説明が難しくなって理解できない読み手も増えていきます。
より身近な例を挟んだり、具体的な表現にしていくだけで読み手は理解して読み進めてくれるようになるのです。

特に販売目的のセールスレターでは、お客様が商品を利用してどうなるのかを細かくイメージしてもらう必要があります。
レターを読む際に、商品を買ったらどうなるのかという具体例や、商品を使ってどうなったのかという事例がイメージの助けになるというわけです。

読み手に深くイメージさせたいときだけでなく、難解な話題を書くときにも具体例は読み手の理解を助けてくれる事でしょう。

要点を箇条書きする

要点の箇条書きも、目次と同様に文章全体を把握しやすくする効果があります。
要点だけ理解して切り上げたい人からも、詳しく読みたい人からも両方から読んでもらうチャンスを作り出すことができます。
なにより、結論がわかっている上で内容を読むことができるので、より理解してもらえるようになるのです。

これも目次と同じく使い方に気を付けないと、読み手が文章全体に興味を持ってくれなくなります。
あくまでわかりやすくするためのツールとして用いていくのがよいかと思います。

このように文章全体を簡単にまとめておくだけで、読み手に内容を覚えてもらうことができます。
また3、4行程度の概要なら、集中して読まれるため読み手は一段深く理解してくれる事でしょう。

結論を書く事は要点をまとめるという事。
”ココだけは押さえてほしい”というところは特に端的に書いておくと読み手の記憶に残りやすくなるでしょう。

率直に情報を伝えていく

何と言っても、回りくどく書かないというのが実は一番重要な事です。

上手い表現に固執して、その表現を使いたいがあまりに、読者に読みにくい文章になってしまったら本末転倒です。
表現は稚拙でも、ストレートに伝えていった方が読者には伝わりやすくなります。

先ほどお伝えした要点を書いていくという事についても、率直に記事やレターの趣旨を伝えていく事ですから、有効なわけです。
読者に本当に伝えていきたい事ほど、シンプルに書くという事を心掛けてみてください。

では、また次回。

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