読み手からの信用を得る文章の書き方

読み手があなたの文章を読み始めたら、今度はあなたの信用を得る必要があります。
信用できない人の文章は読み続けられる事はありません。

万が一読まれたとしても内容は忘れられてしまうことでしょう。
信用を得られなければ、読まれないのと同じなのです。

逆に信用さえ得られれば読み手はあなたの言葉を信じ、しっかりと読んで文章内容を覚えてくれます。
なので私は信用を得るという事は、最も大切な事だと考えて文章を書いています。

それでは早速、文章で信用を得る方法を一つ一つ見ていきましょう。

自己開示をする

読み手の中には、書き手の”人となり”を気にする人も少なくありません。
あなたの文章を読んでいるうちに”どんな人が書いているのだろう”と思う人が出てくる。
そんな人達に対してあなた自身の事を開示する事で、あなたへの更なる興味を引きだす事ができるのです。

ただし自己開示に記事の大半を割いてしまうのは良くありません。
全ての人があなたについて興味があるとは限らないからです。

ブログやメルマガなどでは、最初に1つだけ自己開示のみの記事を書くのがいいかと思います。
あなたのプロフィールを気になった人にはその記事に誘導する。

そして普段の記事やセールスレターでは、必要に応じてあなた自身の話を差し挟んでいく。
このように少しずつ自己開示していく事で、うっとおしく思われずにあなたの信用を得ていく事ができるようになるでしょう。

情報の出し惜しみをしない

多くの情報発信者は無料で情報提供する事に抵抗を感じる傾向があるようです。
そんな中で、あなたがたくさんの有益な情報を無料で公開したらどうでしょうか。

読み手はあなたの発信する情報を求めて来てくれるようになります。
なので価値ある情報はどんどん伝えていってください。

またこれに関連して”あなたに不利な事”も伝えていくと、正直な人だと思われて信用されるという場合もあります。
例えばあなたの売っている商品のデメリットを開示するという事です。

あまりに不利な事ばかり書き並べるのは流石にやめておいた方がいいですが、いくつかのデメリットをその改善法を添えて伝えていけば、その情報が読み手の役に立ち、信用されていくはずです。

ただし最近では、無料でも有益な情報を発信している情報発信者は多いため、ただ価値の高い情報を提供していくだけでは差別化は出来ません。
他の情報発信者と差別化をしていく為には、先ほどお話したように自己開示をしていったり、次に説明する読み手に寄りそう態度を示していく事が重要になっていきます。

読み手に寄り添う

人間は自分を理解してくれる人を信用する傾向にあります。
逆に理解してくれない人は信じようとしません。
なのであなたは読み手を理解する必要があるのです。

ではどのように文章で書いていけばいいのか。
読み手の悩みや願望をあなたは理解しているという姿勢を言葉で示していけばよいのです。

その言葉を選んでいくためにはリサーチによって読み手の現状、願望、悩み、恐怖などを実際に理解する事。
そしてそれらを具体的に書き出し、肯定する。
中途半端な姿勢では逆に信用を失う事にもなるので、徹底したリサーチと慎重な言葉選びが重要です。

誠意を持って説得をする

あなたが読み手に対して伝えるとき、納得させる必要があります。
納得できない情報に対して人は価値を感じないからです。

そしてその納得してもらうための説得。
ここでも誠意を見せなければなりません。

あなたが自分に都合の良いように思考誘導をしていると捉えられてしまったら、読み手は2度とあなたの話を聞かなくなってしまうでしょう。
なのであくまで説得は、読み手をいい方向に導くためにのみ使っていかなければなりません。

説得力のある文章の書き方は別の記事で公開していますが、最も大切なのは誠実さであるという事は忘れないでください。

まとめ

今回はあなたの信用を得る方法についてを話していきました。
基本は読み手を最優先に考えるという事です。

読者の知りたい情報を、読みやすいように伝えていく事が最も重要なのだと思います。
綺麗事と思われるかもしれませんが、こうした綺麗事を人にこそ読み手は信用していくのではないでしょうか。

では、また次回。

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