長いレターか?短いレターか?

レターの長さを考える

「セールスレターは長めに書いた方がいいのか?短めに書いた方がいいのか?」

最近、このような事を考えている方が増えてきたように感じています。

コピーライティングに興味を持ち、実際にレターを書こうとしていただけているのは嬉しいですが、

悩むべきところを間違えているように思えるので、私の見解を述べたいと思います。

そもそもレターの長短に関しては、前々から多く議論されているポイントの1つでもあります。

そして、明確な基準を持って意見を述べている方は少ない。

どちらが良いのか、混乱してしまうのも無理はない話です。

なので、私のこれからお話するものを一つの基準として

参考にしていただければと思います。

長いレターか短いレターかの結論

最初に結論からお話ししますと、レターの長短は場合によるという事になります。

一律に、”レターは長い方がいい、短い方がいい”といった事は言えないというのが私の見解です。

商品やお客さんなど、状況を見てレターの長さを考えてみてください。

では”どうやって、どのように長さを決めていけば良いのか”

その一例を紹介していきます。

レターの長さの決め方

そもそもレターが長くなってしまうのは、レターに入れている内容が多くなってしまうから。

当然、情報量が多いほどレターは長くなる傾向にあります。

したがって、お客さんに伝えるべき情報が多い状況では

レターを長くしていくべきなのです。

そんな状況の例としては

お客さんが商品について全く知らない場合、

商品の知名度が低い場合、

商品についてお客さんに伝えるべき内容が多い場合、

などです。

逆に

お客さんが商品についてある程度知っている場合、

商品の知名度が高い場合、

商品についてお客さんに伝えるべき内容が少ない場合、

などでは、レターは短くした方がいいという事。

例えば、メルマガなどできちんと情報を受け取ってもらえているお客さんに対しては、

短いレターで十分な成約率を出せるのです。

それは、事前の教育で越えるべき”3つの壁”のうちの前二つ。

すなわち、”読まないの壁”と”信じないの壁”の両方をレターを読む以前に越えられているため

レターでは”行動しないの壁”を越える事だけを目的とすればよいという事になります。

ただしそれは、事前の教育がしっかりと行われていればの話。

メルマガ内でお客さんを十分に引き込めず、信用されていなければ、

レターを読んでもらう事すらできないでしょう。

話が少しズレましたが、事前の教育さえしっかり施せていれば、

レターは短い方が良いという事です。

レターの長短はレターの構成を考える段階で、

”どんな情報をレターに入れていくべきか”

という事と共に決めるものですから、

”不必要な事はダラダラとレターに書かず、短く書けるなら短くする”

という事は大前提です。

レターの長さに迷ったときの対処法

レターに入れる情報量を基準にレターの長さを決める事をお話しましたが

それでも長くすべきか短くすべきか悩む事もあるかと思います。

そのような場合は、とりあえず長めのレターにしておく事をお勧めします。

短いレターは読み手に伝える情報を絞って書いていくものであるため、

下手に短くしようとすれば「言葉足らず」の状態になりかねません。

「どれだけの情報量を伝えればよいかわからない」

「メルマガで十分に教育できているか不安」

そうしたときはやはり情報量を増やしてレターを長く書いておいた方がいいかと思います。

レターの文章全てを読む人は少ないので、多少長くなってもどこかで読み飛ばされている可能性が高いです。

なので、多少レターが長くなってもそれほど大きな影響はないと考えてもいいです。

それよりも、読み手に情報量不足を感じさせる方がリスクではないでしょうか。

まとめ

レターの長さはお客さんに伝える情報の量に応じて、レターの構成を考える際に決める。

迷ったら多少は長くなっても構わない。

明らかに不必要な内容は省いて短くする。

以上が私の見解です。

最初にレターの長さ云々を考えるよりもまず

”どんな情報をレターに入れていくべきか”

という視点で構成していけば、結果的に適切な長さのレターが出来上がるかと思います。

そういったレターの構成を考える際に、役立つ教材もあります。

以下で詳しく解説していますので、よければ合わせてご覧ください。

The Million Writing(ミリオンライティング)レビュー

では、また次回。

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