”マズローの欲求段階”をコピーに応用する

”マズローの欲求段階”をコピーに応用する

あなたは”マズローの欲求段階”という言葉を聞いた事があるでしょうか?
心理学を学ぶと、まず最初の方に出てくる用語です。

もちろんこの用語そのものは重要ではないので覚える必要はありませんが、この欲求段階の考え方はコピーを書く際に大いに役立つものですのでお話していきます。

そもそも”マズローの欲求段階”とは

このマズローの欲求段階は、一言で言えば”人が欲する欲求の順番”の事。

人はまず、生きるために必要な欲求(食べる、寝るなどの生理的欲求)が始めにあり、それが満たされて次の欲求(安全欲求)、それが満たされればまたその次を欲し…

というように、人の求めるものには順序があるという事を説いた説です。

この説は具体的には、生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、尊厳欲求、自己実現欲求の順番で唱えられています。

これらを1つずつ簡単に説明しますと

生理的欲求は、生命維持に必要なもの(食べ物や睡眠、水や栄養など)を求めるもの。

安全欲求は、自身の安全を保障するもの(安心・安定、危機の回避)を求めるもの。

社会的欲求は、仲間や友人など他社との関係を求めるもの。

尊厳欲求は、他社からの尊敬や承認を求めるもの。

そして自己実現欲求は、自身の成長や可能性のある事の実現を求めるもの。

今、説明した順に人間は欲望するものを変えていく、というのがこのマズローの欲求段階の主張になります。

では、これをどのようにコピーライティングに応用していけばよいのでしょうか。

マズローの欲求段階を応用する

ブログにしろメルマガにしろ、セールスレターにしろ、文章を書く際は必ずその文章には読み手が表れるはずです。
読み手のいない文章は無意味なものですから。

その”読み手”はリサーチによってある程度絞り込んでいく事ができるのは、あなたもご存じかと思います。

そのリサーチの際に、”読み手は欲求段階のどの欲を欲しているのか”という事を調べていくと、より読み手に望まれる文章を書く事ができるというわけです。

例えば、「とある副業のノウハウを伝える情報商材のセールスレター」を書く際と仮定します。

お金に困っている人を相手にするのであれば、生理的欲求や安全欲求を、現状の収入で満足しているけど、他の事をやってみたいという人がターゲットなら、自己実現欲求を刺激する文章を書いていけばいいのです。
このように、あらかじめレターの読み手の欲求段階を調べておくだけで、直接的に欲求を刺激する文章を書いていく事ができるようになるのです。

まとめ

同じ物事を伝えるにしても、読み手の欲求の段階によって伝え方は異なります。
セールスレターでの商品の魅力の伝え方では、それがさらに顕著です。

リサーチでも、今回お話した読み手の欲求段階を調べていく事は、そこまでの手間はかからないはずですので是非、活用してみてください。

では、また次回。

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