批判と中傷の違い、そしてレビュー記事の正しい在り方とは?

批判と中傷の違い、そしてレビュー記事の正しい在り方とは?

情報商材のアフィリエイトでは、

未だにレビュー戦略というものを多く見かけます。

これは、良い商材と悪い商材を区別して、

良い商材の方を際立たせて売っていく戦略です。

特に商品の中身がわからない情報商材においては

レビューは参考になる数少ない情報ですし、

戦略としてはまだまだ使えるものだと思います。

ただ、ベテランのアフィリエイターさんの中でも

悪い商材の紹介が下手な人が多いのが現状です。

中には私怨や、明らかなストレス解消のはけ口にしているとしか

思えないほど感情的なレビューもあり、驚くばかりです。

こういったレビューを書いてしまう人は

”批判”と”中傷”を取り違えているように見受けられます。

そこで今回は、”批判”と”中傷”の違いと

そこから見えるクリーンなレビュー記事の書き方について

お話していきます。

”批判”と”中傷”の違い

”批判”は、相手の悪いところを、理屈や根拠を示しながら指摘する事です。

対して”中傷”は、根拠なしにこき下ろす(否定する)事

ただの悪口ともいえるものです。

ビジネスをしていくのに、どちらが良いかと言えば

当然、”批判”の方です。

(批判ばかりするのも考え物ですが...)

批判からは、悪い点への改善の余地が生まれますが

中傷は相手の人格自体を拒絶しているため、何も生まれません。

むしろ中傷する側とされる側の間に深い溝ができてしまう分、

損だと言っても良いでしょう。

良い批判の仕方

私の考える良い批判とは、”批判された側の参考になる反対意見”の事です。

根拠なしに否定してしまっては、ただの非難になってしまいますし

何を言っているのか分からない否定は悪質なクレームと取られます。

また、見落としがちですが

改善の余地がないところで揚げ足取りや粗探しをする事も

適切な批判ではありません。

どうしても改善できない過去の失敗などの要素については

そこを論点として攻めていくのは相手の参考にはなりませんし

なにより、書き手自身を貶める事にもなります。

それらを踏まえた上での良い批判のポイントは

・悪い点を明確にする

・悪いと考える根拠や理由を示す

・(できれば)改善案を提示する

の3つです。

論点を明確にし、論拠を示し、どう行動すべきかを示す。

ディベートの基本であり、コピーライティングの基本でもあります。

興味を引き、説得し、行動してもらう。

コピーにおけるこの原則と、この批判の仕方は

結局のところ繋がっているものでもあるのです。

”批判”で悪い商材をレビューすると...

ここまでお話してきた”批判”ですが、

実は良い批判をすると、レビュー記事の読み手や

批判の対象となる情報商材の販売者さん、

そしてレビューの書き手となるアフィリエイターさんにも良い事があるのです。

まず販売者さんは悪い意見を参考にし、商品の改善をしやすくなります。

そして、改良や新しい商材を販売するときに悪い点を直して売る事で

今まで以上に商品を売っていく事にも繋がります。

読み手は、商品の悪いところを理由付きで理解できるため

買う買わないの判断がしやすいです。

買ったとしても、デメリットをわかった上で買う事になるので

商材に対する満足度が下がる事もありません。

そして、アフィリエイターさんも

適切に意見を展開できる人と捉えられ、読み手から信頼を勝ち取る事も

できるわけです。

まとめ

”批判”と”中傷”から見るレビュー記事の書き方についてお話しました。

当ブログの趣旨は”書き方”についてですが、今回は「レビュー記事の在り方」と

題しましたのは、

あなたが情報商材の販売をしている場合には、

取り入れるべきレビュー記事の書かれた方(選び方)、

購入を迷ってレビュー記事を読もうとしている場合には

参考にすべきレビュー記事の選び方、

と活用する事も可能だからです。

建設的な批判はどんどん行っていくべきですし、

それに対する同意や反論なども、マナーを守った上で活発に行われていれば

良い循環ができてくるかと思います。

批判する側としては、相手に敬意を持ち

批判される側としても、上手に意見を受け止めて改善に努めてみてください。

では、また次回。

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